スペインのガリシア地方の田舎町に引っ越してきたフランス人夫婦の隣人トラブルを描いたサスペンス映画。
村八分は怖い。
キービジュアルの写真は何かと思ったら、殺害シーンの時のものだった。
冒頭の馬を首を締めるシーンと重なるところもあった。
この殺害シーンが起きる前の前半部分、事後の後半部分でストーリーの趣向が変わった。
口論シーンの長回しが印象的。
beastという言葉は野蛮さと家畜という意味があり,掛詞としてタイトルに使用されている。
兄弟の外国語を話せて、老後を農業で悠々自適て生活しようとしているフランス人夫婦への嫉妬が顕著に表れていた。
閉鎖的な村で40年から50年ずっと暮らして、外部との接触が極端だと、お山の大将状態で、単にあいつ嫌いで殺人を犯すまで、短絡的になるのかと。