ワース 命の値段の羊の群れは丘を登るのレビュー・感想・評価

「人の命をお金に換算する」
9・11同時多発テロ事件の遺族たちのために、補償基金プログラムを立ち上げ、その管理人に名乗りを挙げたケン・ファインバーグ弁護士の実話を基にしたドラマ。

このプログラムに自分ならできると立候補したケンの自信や名声欲は驚きだった。
自身がユダヤ人で民主党寄りの人物であることから、共和党の重鎮に政治的影響が出ないように駆け引きする姿とか並々ならぬモノを感じた。
もっともその自信も感情論抜きの姿勢も、被害者と接することで撃ち砕かれるけど。