このレビューはネタバレを含みます
アクタン・アリム・クバト監督、脚本、主演。
劇中、切ない感じが漂っていますが、村の権力者ジャイチとその母達以外の人間関係がいいなぁと思いました。
記憶がない、話さない、そんな主人公を優しく迎えてくれます。
同級生達が酔っ払いでも、何だか微笑ましく感じます。
息子と奥さんもいいです。火事の後、夫婦の会話にちょっとウルッときました。
宗教に関しては、特に何も言いたくありませんが、元奥さんが導師と呼ばれる人に「夫から解放されたい」と相談した際に言われる言葉がショックでした…。この人も寄付がどうこう言っていたので、そのフィルターもかかっていますが。
元奥さんは失意の中…。そんな時に、声をかけてくれた男性の言葉に感動しました。👴ありがとう😭帽子が素敵だね。
苦悩の末、戻ってきた妻。
主人公が家に帰ってきた時、どんな風になるのでしょうか?
キルギスはゴミ問題が深刻みたいですね。
調べてみたら、ゴミ処理施設がなく埋立地へと運ばれて、それがいっぱいになったら別の空き地に投棄する…というような状況らしく、先月の日付で「キルギス共和国初となるごみ焼却発電プラントの設備配給工事を受注」というのが出てきました。
つい先月…と驚きました。
映画のゴミ山もあんなのまだまだみたいですね…。