肌感、令和であり昭和。
可笑し味や空気感は〈大泉洋はつらいよ〉といった趣。
大泉洋演じる男の目線で語られる、下町人情物語。
巨匠山田洋二監督脚本作品。
2023年110分🇯🇵
『はい、年配の男性が考えました!』と察しが付くキャラクター造形の登場人物たち。セリフ回しや出来事のことごとくにも、そういったセンスを感じる。
(『おじちゃま』って久し振りに聞いた…😅)
ならばこの作品、良くないのか?というと、答えは否。断じて否である。
下町のご近所付き合いの姦しい感じや、ほのぼのとした家族のやり取りは、じんわりと沁みる癒しとなった。
苦難の中、ボヤキながらも前を向く息子に向けた母親の眼差しは、何よりも尊くて涙が零れました🥲
しっかしあれだねぇ。
もしまた寅さんやるったら、次はきっと洋ちゃんだねぇ🤭