にゃんこむ

媚薬のにゃんこむのレビュー・感想・評価

媚薬(1958年製作の映画)
3.4
1950年代映画。猫目当てで鑑賞。

○古物商を営むギリアンは魔法使い。彼女はシェパードという男性と知り合うが、彼の婚約者が犬猿の仲にあるマールだと知り、魔法を使っていたずらを仕掛ける。魔法は成功しシェパードの心はギリアンのものに。いたずらで始まった恋だけれど、いつしかギリアンは真実の愛を感じ始めて……。

作中はニューヨークのクリスマス時期。内容を知らずに見てしまったのですが、微妙に時期外れになってしまいました。もう少し早く見れば良かった!

シャム猫のパイワケットがめちゃくちゃ良い演技をするんです。表情豊かで名脇役!!
魔女の使い魔って黒猫のイメージなんですが、シャム猫もなかなかハマリ役。

友人憎しで彼を奪うなんて主人公サイテーだな!と思って見始めましたが、なんだかんだ良いラブロマンスでした。
昔の映画のテンションなので、ちょっと冗長に感じる部分があったり、エンタメ分は少ないかもしれません。しかし、ストーリーは非常に丁寧に作られているので、じっくり見る分にはとても良い作品です。
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