媚薬の作品情報・感想・評価

「媚薬」に投稿された感想・評価

ほし

ほしの感想・評価

2.0
さすがにキム・ノヴァクが下手。『めまい』の彼女が良いのは「マデリンの演技をするジュディの演技」をするという二重化のおかげでノヴァク自身の立ち居振る舞いが「演技」に還元されるから(ヒッチ恐るべし……)。
ごじ子

ごじ子の感想・評価

2.5
K・ノヴァクのやりすぎだけど認めたくなる色気一辺倒の存在感と、安定のキャストによるコメディ。この時代の調度品の一つにまで溢れる可愛らしさと豊かさを愛でるだけでも楽しい。なのに観終わると何にも残っていない。まあいっか、なんだか幸せだったので。
pier

pierの感想・評価

3.9
皆さん演技の幅が広いなと感じました。
『めまい』も大好きですが、コメディでも良いカップルでした。
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

2.0
2014/11/10鑑賞(鑑賞メーターより転載)
ジェームズ・ステュアートにキム・ノバクというヒッチコックの「めまい」と同じ主演2人が、舞台をがらりと変えて臨んだラブコメ。ただし、芸達者なステュアートにミステリアスな雰囲気満点のノバク、そして脇に稀代のコメディ俳優ジャック・レモンが控えていて構図としては鉄板のはず、そして雰囲気も古典のラブコメにのっとったものなのに、なぜかダルダルで全然興味が続かない。ノバクが実は○○で、嫉妬心から△△を使って彼を...という書きづらいネタでもあるので観てのお楽しみだが、ただわざわざ探してまで観る価値はあるかどうか。
🎬
「媚薬」
舞台はクリスマスのNY。骨董店を営むギリアンは、人間界に紛れて暮らす魔女。彼女はある小さな対抗心から、店の上の部屋に住むヘンダーソンの気を引くため自制していた魔法をかけてしまう。ふたりはやがて結ばれるが、恋ができないギリアンは何も知らない彼に罪悪感が募るばかり。そんなある日、同じく魔法使いの弟ニッキーが、魔女研究家と関わったことで、彼の本が出れば自分の正体がバレてしまうと危惧したギリアンは出版を食い止めようと奮闘する。1958年、米。

恋愛嫌いとか言いながら、まーたラブコメ。#ぽんずセレクトムービー の「猫が可愛い映画」でもいつか載せたんですけど、最近また観たので個別にpost
※ 長い

親しくなってみたいと思っていた男の婚約者が、学生時代に嫌いな女だった。
恋を知らない魔女が、ほんの出来心で男に掛けたとある魔法。男は彼女にメロメロになってゆくけど、彼女の気持ちは至って平たいまま。
それがいつしか彼に罪悪感をいだき、でも彼との結婚を夢見はじめ、やがて彼に魔女であることを告白する決意をする。

魔女もの、っていうと「魔女の宅急便」とか「奥様は魔女」とか。でも、上に挙げたのとは魔女設定が異なっていて、この映画の中の魔女はファンタジックかつロマンチック。
↓ちょっとネタバレ入ります。

まず、秘密であること。これは魔女界の掟ではなくギリアンの方針やと思いますが、ギリアンは楽天家の叔母に「やたらめったら魔法を使うな」と諭します。人間のなかで生きるために、派手な行動は慎むというのがギリアンのやり方です。
そして、恋をしたら魔力が落ちるという言い伝えがあること。魔女研究家の「魔女は涙を流せない、血も流れない」とドヤ顔で語る素晴らしい伏線がありますが、恋という感情を知らない魔女が恋をしてしまうと、人間に成り下がってしまうのです。

たとえば「魔女の宅急便」で、成長期でスランプに陥るキキの胸苦しくなる展開がありますが、まさにそう。ギリアンは、ヘンダーソンとの辛い別れを経験した後、愛猫パイワケットと意思の疎通が取れなくなってしまいます。あんなにギリアンに忠実だったパイワケットが、するりと彼女の腕を離れ、素知らぬ顔をして去っていく姿はまるで魔女宅のワンシーンのジジのようでした。

裸足に黒を貴重としたファッションに身を包む妖艶なギリアン。店内はかなり怪しげな南アフリカ、アジア系の骨董品が所狭しと並んでいて、この画はけっこう濃い。
しかし、ラストには、店内は可愛らしい海の花々と銘打ったサンゴや貝殻の置物が綺麗にレイアウトされ、奥から顔を出したギリアンは白のワンピースになんとヒールを履いてます(個人的にキム・ノヴァクは魔女らしいスタイルの時が好き)

この様変わりや、婚約者がいると知った時にいったんヘンダーソンを諦めるという叔母とのやりとり、魔女であることへの違和感を匂わせる発言、魔女研究家による魔女解説の伏線からのギリアンの変化など、わかりやすく丁寧な展開が多いので、観ていて楽しいし安心します。
>>>> ネタバレ終わり。

クールで知的、美しく強い瞳で魅了するキム・ノヴァクが、魔女ギリアンを好演。
真面目な仕事人でありながらユーモア溢れるヘンダーソンに、まさにイメージ通りとも言える「アメリカの良心」ジェームズ・ステュアートが。
この「めまい」コンビもうっとりするほどいいキャストなんですが、
快活でちゃっかり者の弟ニッキーに、ビリー・ワイルダーに見出される直前の若かりしジャック・レモン、世話の焼ける叔母クイーニーにエルザ・ランチェスターと、豪華なコメディリリーフも大活躍。

そしてまたしても魅力的なのはロマンチックでかつ怪しげな効果ばっちりの音楽、ふたりの愛で雪も溶けてしまいそうなNYのロケーション。
監督はオードリー主演「パリで一緒に」のリチャード・クワイン。原題は「bell, book and candle」で、魔女が魔法を使う時に必要な「ベルと本とロウソク」という意味だそうです。

自分の愛する人に、魔女だと打ち明けられたら。
愛する気持ちが魔法によるものだと告白されたら。
絶対にありえないようなファンタジックな設定ですが、展開や構成が現代恋愛劇にもじゅうぶん伝わる面白さで魅力的です。

あなたの愛する人も、もしかしたら魔女かもね?
って観た後に言いたくなっちゃうような、すごくいい映画。
この邦題は何なんだ!(笑)確かに媚薬的な要素はあるんですけれども...(笑)。
ジャック・レモン目当てで観たら、びっくりするくらいオシャレなクラシック映画でツボでした!
人間界で暮らす魔女たち。キム・ノヴァク演じるギルは、ジェームズ・スチュアート演じる人間のシェパード氏に恋をし、魔法で自分に惚れさせる。しかし、魔女には本気で恋をしてはならないという掟が存在し...。

この前の『奥様は魔女』然り、怪しい世界観の再現は昔の映画ほど素敵。ハリポタばりに指をパチンと鳴らして電気を消したり、いつも猫をはべらせていたり、火を使った魔法があったり、魔女たちの地下の溜まり場があったり...。現代に負けず劣らずのオシャレな魔法の演出の連続!
キム・ノヴァクの妖艶な雰囲気がもう魔女にしか見えなくなってきます。さらにジャック・レモンがその弟役なのですが、これまた常人離れした独特の雰囲気。あのひょうきんな表情でなぜかボンゴを叩きながら、バンバン魔法を使うお調子者。そもそもキム・ノヴァクとジャック・レモン2人が姉弟で、どちらも魔法使いってもうそれだけで胸熱な映画...!!(笑)

なぜシェパード氏役がジェームズ・スチュアートに白羽の矢が立ったのかだけは疑問でした。キム・ノヴァクと年齢差がありすぎるけど、イチャイチャシーンがたくさん出てくるから終始違和感...。(笑)大好きな役者さんだから全然いいんですが!(笑)魔女は優しいおじさんがタイプなのかな?

ラストはいかにも!な可愛らしいエンディングです。とにかく全編通してジャック・レモンと猫のパイワケットがひたすら良い味出してました!ワイルダー、ヒッチコック、ブレイク・エドワーズ作品のような、オシャレなクラシック映画がお好きな方は多分ハマります。サントラも気になりました。
人を惚れさせる魔法、私も使えるようになりたい...(小学生並みの感想)。
めまいのジェームズスチュアート×キムノヴァク。ストーリーがありきたりの極みでアー…って感じです。ジャックレモンのポップな役柄だけ良かった。
yumiko

yumikoの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ギルに恋する気持ちが魔法と気づいたときのシェップの戸惑いの瞬間こそ、最大のアイデンティティクライシス。2人のハッピーエンドはけっこうなブラックユーモア。黒服の似合うキム・ノヴァクと冬のニューヨーク@クラブ・ゾディアックの猥雑さ
魔女のキム・ノヴァクが魔法でジミー・スチュワートを好きにさせちゃうファンタジー・ラブコメ。
なんと言っても、街灯に雪に、とニューヨークのセットが最高。
ジェームズ・ウォン・ハウのカラー撮影も最強!こういう箱庭的な世界を撮らせても凄いのねこの人。

一番印象に残るのは高層ビルでのキスシーンでつね。帽子がハラリハラリと下まで落ちるのをカメラが追うのよ。
あ、そー言えば、この映画は猫映画でもあるよ。魔法少女は猫飼ってる法則なんなのかしら。
グロテスクなババァ魔女も出てくるけど、やっぱりそういうキャラは鳥を飼ってる。
Mariko

Marikoの感想・評価

3.2
昨日キム・ノヴァクを見かけてしまったので、なんとなくちょびっと鑑賞。
『めまい』の素晴らしさにこの二人にオファーしたっぽいBムービー。猫の使い方がいいのと、そもそもジミー・スチュアートが出てるとなんでもポイントupしちゃうので(笑)、くらいの感。
若きジャック・レモンが弟役。
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