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エリザベート 1878のLipthinksのレビュー・感想・評価

エリザベート 1878(2022年製作の映画)
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映像の美しさと物語の息苦しさが印象的。

求められる、押し付けられる役割への反発する奔放さや負傷兵や精神患者の慰問時のあたたかさが魅力的に映る一方で、眠っていた娘を夜明け前に連れ出したり、馬車の中で相談された侍女の縁談を認めなかったりする場面では不愉快さを抱いた。
主人公が多面的に描かれているのは自分にとって良い作品。

最後のシーンは過度に感傷的な演出もなく
、切れ味があって良かった。
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