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未来世紀ブラジルのLipthinksのレビュー・感想・評価

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)
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過剰なまでのアイディア、ユーモアが詰まっていてずっとワクワクする。

終盤、母の葬式からのスピード感がある畳み掛け方と唐突な終わりも良かった。

観たことのある人と好きなシーンについて話したくなった。

トレンチコートを通勤時にみんな着てるの、いつまでの文化だったんだろう。

以下印象に残っているシーンをメモ。

・デザイナーダクトといういきなり置いてけぼりになる商品のCM

・家財の全自動、テレビがこっちを向くとかトーストが焼けるとかでちょっとしか便利になっていなくて愛嬌がある

・神話みたいな夢では甲冑や能面など日本の文化に影響を受けたモチーフが出てきて、血じゃなくて炎が吹き出す

・パーティ会場のトイレが全面鏡張りで、コカインらしき白い粉に文字を書く

・隣の部屋と机が繋がっていて引き合いになる

・散歩する犬のお尻にテープ

・地下で行われる警備員たちの合唱練習

・キスした瞬間に爆音で流れるブラジル

・拷問をヘッドフォンで聞きながら書記するおばちゃん
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