正に、邦画タイトル通り
「シシー」の愛称で知られる
エリーザベト・アマーリエ・オイゲーニエ
ハプスブルク家最後の皇后とも言われる
オーストリア=ハンガリー帝国の皇帝
フランツ・ヨーゼフ1世の皇后
ミュージカルや肖像画等で有名
歴史的な衣装、小物、世界観、思想など
面白いと思う点は多いが、エリザベートや
皇帝、息子、ハンガリーとの関係等
知っている事前提の話になっているので
説明が一切無いので、事前知識が必要
彼女の40歳 1878年に焦点をあてた映画
ベールに包まれた彼女の生活、嗜好、葛藤、
本心を垣間見るような作風
更に、切り取る題材が興味深い
老化現象への抵抗
自由(思想、生き方)の渇望
世間が望む"エリザベート像"への迎合と抵抗
王宮に馴染めず、旅好きで、美への徹底的な
追求をした皇后というイメージを前提に
描かれていく中で
あの有名な長い黒髪をバッサリ切りウィンク
こんな視点は面白い!虚構の世界と思いつつ
事実はこうかもよ?…と思うとニヤリとする
そぉ、まさにジャケットのポーズ😁