歴史とかこれっぽっちも興味ないですが、本作は華やかな王室や暴君エリザベートではなく、神聖なモノとして崇拝される自分が嫌でその殻を破ろうとする珍しいタイプの作品。
オーストリア皇后エリザベートはその美貌とスタイルの良さで民衆から「皇后さま~」と高貴の目で見られていた。
毎日窮屈なコルセットを身に着け何不自由ないが逆に自由もない。
そんなこんなで40歳を迎え昔の恋人や友人に会いに行く話。
王室の華やかな雰囲気とエリザベートの何か満ち足りてない感じが良かった。ただ、全体的にはやはり好みではないというかたいした波乱もなく
もっとパンク(反骨的)なエリザベートを期待してしまいました。