このレビューはネタバレを含みます
食べるって最高だなと思った。食べることは生きることなんだなと。
半年間ダイエットしてて、ここにきて過食が止まらない個人的事情があるから、多分ちょっと変わった視点からの感想になるけど、
彼女の場合、宗教への信仰と罪の意識と親からのマインドコントロール?から来る拒食症だったと思う。今日の現実では痩せ信仰や、糖質と脂質を食べることへの罪の意識、他人からの体型への指摘から摂食障害になる人も多い…似たようなものかもしれん…
彼女がお父さん(はどこまで知ってたか謎い)に自ら「食べろって言わないで!」と言ったけど、私もまったく同じことを家族に伝えている。
この映画の気持ち悪いところは、食べなくても死なない女の子という「奇跡」を宗教の偉いおじさんたちが望んでいた?信じていた?から彼女が餓死しそうなのに食べさせようとしなかったこと。(親はもう論外。最初はほんの少しあげてたのに、観察後、バレたあともあげなかったのは謎い。)
多くの人?らじゃがいも飢饉のあとだったから、食べなくても生きていける存在が欲しかったらしい。それだけ「食べる」って人間の中心的なこと。そして、食べられない状況になると、それだけ食べることに意識がいく。今の私のように。なんか食べることについて考えさせられる映画だったな。
主人公?の看護師が真実を発見して伝えたのに、複数人の大人たちが嘘だ!罪に問うぞ!と言ってきたのもまたよくある話。絶対やばいのに伝えると嘘だと言われ自分がやばいやつ扱いされるなんてことは、集団の中ではよくあるのだ。
他にも母性とか、色々人間の本質について考えさせられるような映画だった!新しい名前忘れちゃったけど、元アナはオージービーフ沢山食べてね!