このレビューはネタバレを含みます
梟のように闇の中では眼が見える鍼医の物語。想像してたよりもずっと王道サスペンスだし、エンタメ性もあってめちゃくちゃ楽しめました!
宣伝の通り最後まで眼が離せなくて、まさに手に汗握る展開という感じでした。
闇の中で行動している時のスリルが凄くて、ラストで日の光を浴びた時のじんわりと見えなくなっていく描写が、本来事実が明らかになりそうな場面であるのに不透明になっていくような気がして、絶望感すら感じるようでした。
最後の「私は見ました。」と繰り返す場面、王が刀を振り回す場面は凄まじかったです。
あとやっぱり規模が大きくて良いですね!
韓国の歴史や文化にもっと詳しかったらより楽しめそうです!