このレビューはネタバレを含みます
テーマは歪められた掟なんて捨てちまえ!
掟、伝説、言い伝えなんて時の権力者の都合の良いように作り変えられるもの。そんなものに惑わされるな、という現代にも通じる大事なテーマ。
猿が人間を支配する話なのに、何故か猿に感情移入して見てしまう。
それぐらいVFXがすごい。
ただ何か大変な事が起きる度にウホウホと騒ぐ猿達を見ると、しょせんは猿よの、と変な優越感を感じたりもした。
ストーリーはメイの話がちょっと気になった。
メイの目的はプロキシマスの国に行って赤い基盤をとって来る事。でも1人で行くのが怖かったからノアを頼った訳だよね。
でもそのおかげで、父親やオラウータンのラカが死んでるよね。
これ、許せる? 罪重くない?
友達のアナヤが良かった。
クライマックスで王国に抵抗するのを怖いから断る時のアナヤの顔。爆笑でした。
全体的にはすごく楽しめました。
映像は本当にすごい!
あとプロキシマスがほぼイモータンジョーだった。絶対真似してる!