奏良

猿の惑星/キングダムの奏良のネタバレレビュー・内容・結末

猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

シーザーを知らないノアの物語

敵とはいえ同じエイプを見殺しにしたの展開として大正解だった。ラカに口酸っぱくシーザーの教えを守るよう言われていた反面、目の前で人間が同類殺しする場面を見てたしどっちの選択肢も可能性あるな〜って思ってたらあのブチアガり方。まじめにぐうの音も出ないかっこよさ。
ノアのキャラクターからしても完成度高かった。覚悟決まったのにメイの行動には終始動揺していて、それでもイーグル族第一に動ける筋がある。あくまでエイプ全体ではなく同族を優先する新しい主人公になって良かった。シーザー亡き世界を舞台にした理由も分かる。2度文明が失われた世界で一番光側に居たエイプの苦渋の選択を見せ続けられるシリーズなんだろうな。それにしても失うもの多すぎて全て失う未来まで予測できてしまって勝手に辛くなった。確実にあの鉄塔の故郷は再び人間の手に渡るね…
極論かもしれないけど、もし「vs人間(メイ)」やるならその結末は自死になりそう。ノアの成長次第。

P.S.この惑星やっぱり地球じゃない気がする…ミスリードなのか…?ノアの方舟って考え浅すぎる?
奏良

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