ふっくー

テリファー 終わらない惨劇のふっくーのレビュー・感想・評価

3.4
嘔吐者、途中退出者、失神者続出!?
残虐の限りを尽くす「アート・ザ・クラウン」がハロウィンの夜に殺戮を繰り返す「テリファー」の続編。
前作のエンドクレジット直後から始まる今作は、なんと138分という長尺、、、
正直もっと詰め込んで90分くらいでサクッと観れればもっと良かったのに笑。

ストーリーは断然1作目の方がちゃんとしてるし、前作のアートはまだかろうじて人間味がある「殺せそう」な殺人鬼だったのに対して、今作は完全に悪魔、怪物化してしまってるので、何をやっても死にませんwwww
アートが完全に化け物になってしまったので、反撃する人間側もスーパーな人間でないといかんということで、父親が残した短剣で、ワンダーウーマンみたいなコスチュームで反撃する怒涛の後半は、もはや笑ってくださいということなんだろうか。

前作同様にアート自身がサイレントなのと、反撃される時は、やたらとあたふたしながら逃げ回る様や、そのキャラクター性は、ホラーアイコンとしての存在感を確立しているので、まだ2作品しか出てない新参者としては今までの先輩ホラーアイコンキャラクターに違和感なく仲間に加われそうですね笑。少女クラウンも含めてね。

今作も容赦のないスプラッター描写満載なので、当然映倫はR18です。
公開当時、本国アメリカで1番あかん言われてたシーンは、漂白剤塗りたくるあのシーンですかね。
とにかく気色悪い殺しの連続と、容赦ないスプラッターが連続するのに、クラウンカフェの主題歌が非常にポップでいい感じの音楽なのが皮肉染みててヤバいですね。

ストーリーは完全にとっ散らかっているので、90年代に一世を風靡した「13日の金曜日」シリーズのように、毎年続編を作って定番化するくらいのポテンシャルで続けて欲しいですね。どうやら3作目もあるみたいなので。

エンドクレジットにもおまけ映像があり、そのシーンが、1番衝撃的だったので、最後まで見逃さないように。

ちなみに何度も言いますけど、こんな映画普通の人は絶対見ないでくださいね!笑
オススメするのもダメですよ。オススメしたら普通に人間性疑われるレベルなので、鑑賞はくれぐれも自己責任でお願いします。
ふっくー

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