ポケ文太郎

エブリワン・ウィル・バーンのポケ文太郎のレビュー・感想・評価

3.6
2021年 スペイン🇪🇸

酷いいじめにあい自殺してしまった息子の死を乗り越えられない女性のもとに奇妙な”少女”が現れた

『ネスト』の印象が強烈なマカレナ・ゴメス主演のホラー

物語の始まり方がなかなか優秀!
”少女”の力で血しぶきがブッシャー!!!
女性のことを「ママ」と呼び、家に居ついちゃいます
そして息子の死の要因となった人物が次々と不審死
『炎の少女 チャーリー』的お話なのかと思ったら、全く違いました

昔からの迷信に囚われている村の人々
息子は何故酷いいじめにあっていたのか?
突如現れた”少女”の目的は?
村人は皆教会の信者なのに言っていることがおかしいです
殺され方も予想外だったりして

すごく面白くなりそうなストーリーなんですけど…

これがどうにも分かりにくくて💦
画面の構図やら撮影方法はやたら凝っていてるんですけど編集が下手なのか、話のつながりが分かりにくい💦
しかも途中からマカレナ様の暴れっぷりがコメディじゃないの?と思えてきて(笑)

でもラストは良かったんですよね
息子がいじめられていた理由だけでなく、閉鎖的な村の人々の怖い偏見もわかりました
そして”少女”の容姿の理由も

あっちこっち勿体ない作品でした!
ポケ文太郎

ポケ文太郎