ポケ文太郎

ARGYLLE/アーガイルのポケ文太郎のレビュー・感想・評価

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)
3.6
2024年 イギリス🇬🇧アメリカ🇺🇸

次々とヒット作を生み出してきたマシュー・ヴォーン監督最新作!
本作にかけた製作費はなんと2億ドル!
…しかしながら今回は興行収入的にはイマイチだったようです

ヘンリー・カヴィルの変なヘアスタイルは気に入らないし、『キングスマン』の二番煎じならば見たくはないな~と思ったのですが、セクシーなデュア・リパの演技とダンス、そして黄色いアーガイル柄のキャリーバッグに入った猫ちゃん見たさに劇場で鑑賞いたしました

お話は人気スパイ小説を手掛ける猫好き作家が、現実に本物のスパイ組織に狙われてします、というもの
現実とフィクションである小説の登場人物が入り乱れ、物語の進行とともに謎が増えて謎が解ける
「まさかあの人が?」
「えっ?!そんなことが?」
盛りだくさんながらもテンポが良くて“謎”自体も難しくない、そう難しくない!
練りに練ったストーリー!といった感じです

でも自分はそんなにハマれなかったですね
捻りの効いたストーリー、捻りすぎて“普通”なっちゃって然程驚けず
主演のブライス・ダラス・ハワードが役に合っていなかった
意外な展開になっても笑えず、後半のアクションをガンガン頑張っているところは良かったけれど
サム・ロックウェルとの組み合わせも、自分にはしっくりこなかったです

キャサリン・オハラなんて“あの”ケヴィンの母親役だった方ですよ!もっと笑えるパートがあってもよかったのになぁ

でもアルフィー役の猫ちゃんはかわいかった
この猫ちゃんは本当に監督の奥様がかわいがっている愛猫チップ
ということは、この猫ちゃんは90年代を代表するスーパーモデル、クラウディア・シファーに毎日スリスリ、なでなで、猫吸いされているのか…自分よりいいもの食べていそう

全体的につまらない訳ではないのですが『キック・アス』『キングスマン』の監督作品かと思うとちょっと残念な感じでした
本作も3部作になる予定だとか…次回作でどう変わるのでしょうか
エンドクレジット後のおまけ映像が気になります
ポケ文太郎

ポケ文太郎