映画撮影の舞台裏を描いたメイキング映像みたいな作品なんだけど、出演者が素人の子供たちばかりということもあって、フィクションなのかドキュメンタリーなのか、ほとんど区別の付かないようなリアルさが凄かったですね。
フランス映画ということもあって、やはり映画の撮影風景を描いたトリュフォーの名作『アメリカの夜』などを思い出したりもしていたんだけど、ラストシーンの主人公の女の子の目の辺りがジャクリーン・ビセットにそっくりに思えて、もしかしたら多少そういう意識もあったんでしょうかね?『アメリカの夜』も久しぶりに観てみたくなりました。