このレビューはネタバレを含みます
5枚1000円の数合わせならお得映画第二弾。つまり「ヴァチカンのエクソシスト」と合わせて借りたら相当お得かもしれない。リブート版「チャイルド・プレイ」と「バービー」足して割ったような映画です。
しかし人間の登場人物にロクなのがいねえ。特に主役のミーガン開発者。絶対子育て向いてないしそもそも育てる気ないのになんで姪を引き取ってんだ!そして会社の費用なんだと思ってんだ!とんでもなく倫理が崩壊しとる。演じるのは「ゲット・アウト」で酷すぎる彼女役を演じたアリソン・ウィリアムズ。憎たらしい役を演じさせたらピカイチ。アホガキが車に轢かれて事情聴取受けている時の顔、ゾッとしたぜ。軽く笑ってるんだもん。自分の発明で死人が大量に出てる自覚なさそうだし、全然死んでくれて構わなかったな…。
肝心のホラーアイコンのミーガンについては、設定的には新鮮味が全然ないんだが、演じるエイミー・ドナルドの動きが個性的で面白いのでそこでオリジナリティを担保って感じ。ネットミームであんなに流行るほどか?とは正直思っちゃうけど…。
その他、ちょっと登場人物に悪い奴が多過ぎて流石にハマれなかったかも。隣人のババアも車に轢かれるクソガキも、姪ですら酷い人間なのでミーガン応援するしかないじゃない。「チャイルド・プレイ」みたいにフランチャイズ化する気満々ぽいので、次があったら一応観るかな、多分。