呪いの人形の話かと勘違いして鑑賞。この日は午前中に『アイの歌声を聴かせて』を観ていたので、意図せずして日米の最新AI映画を見比べる変な楽しみ方になってしまった。
ミーガンのキレた動きがもちろん最高の見せ場ではあるものの、（スマホばかり見て）子どもの顔を見ない、電子機器から離れるべき、といった現代社会への警鐘や、人間関係の機微に滑り込むITを描いているところもよかった。
最後はプロトタイプを起動して最新型と戦うところも、ロボットもののお約束を踏襲していてホラーらしくない意外性が良い。まぁお約束なので最後に活躍するのはわかってたんですけどね。
ミーガンには最後まで美少女でいてほしかったので、半壊して下手に凄みを出してきたのは個人的には残念。美しいまま壊れてほしかった。
