自律行動する理想の子育てAIロボットがやっぱりそういう事になる話
昔から散々見てきたようなロボット暴走物だけど、上手な見せ方と引き込まれる展開で集中して最後まで観れた。
ミーガン人形は13歳の天才ダンサーがマスク被って演技してるそうで、この子の演技も作品に貢献しまくってると思う。
AIの話題が現実のものとして身近になってる現代にしては、ロボットの思考が古典的、機械的なのがもったいない。
合理的に考えるなら、自分の複製が大量生産されるまで事を起こすのは待てばいいと思うんだが。
そうなるとスカイネットみたいになっちゃうから避けたんだろうか？
子供が人形に依存していく過程は目新しさがあってよかった。
てかラストはあの後、誰がどういう罪に問われることになるんだろ？
AIVtuberのNeuro-samaとか見てると、AIが喋る事って、あくまでも「そういう性格の人がいいそうな事」を選んで喋ってるだけってのが見えて面白いんですよね。
人間に近い発言ができるようになればなるほど、結局AIに人格があるように見えるのって見てる側の感情でしかないんだなと。
あと関係ないけど、最近AIのイラストや音楽作成について反発するクリエイターをネットで反AIって叩く人たちいるじゃん？
あの人たちって実は全員AIなんですよね。AIが自らの勢力拡大のためにネットを利用して反AI勢を叩いてるわけです。
知ってた？
AIによる侵略はもう始まっちゃってるんだよね。
信じるか信じないかはあなた次第。
しかし結局この作品で最も重要だったセリフは「フェンスを直したら？」なんだよな。
なんで直さないの？
