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To Leslie トゥ・レスリーのbck375のレビュー・感想・評価

To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)
4.1
かなり見応えがありました。

前半の痛ましさ、醜悪さは目を背けたくなり、酒などの据えた匂いが香るような心地がしました。
少しずつ立ち直っていく瑞々しさから生きるとはなんなのか、と考えさせられます。
依存の鮮烈だけど空虚な世界と、複雑で苦しいけど愛とかがある現実な世界の間を生きること、その葛藤の表現が見事でした。
他の人との関わり方とか幸運とか、ファンタジーじゃない現実とか、そういうことについて考えさせられました。
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