ジェイク・フォーリーは美術館でモーリーに、ジェイクを撮った写真を肖像画にさせて欲しいと頼まれ、出来上がった絵を見に来てと言われるが不可能だと答える。オンライン・ポーカーの開発で大富豪になったジェイクは、祈祷師を訪ね死期が近いことを話す。
▶︎ラッセル・クロウが監督・主演を務めたスリラー。共同脚本も兼ねている。
疎遠だった少年時代の友人を集めポーカー大会を開いたことで起きる顛末で、ある目的を持ち得意なポーカーで友人たちを揺さぶるのだが....。
申し訳ないがプロットが杜撰で脚本もつまらない。オープニングの少年時代から美術館までのシーンがあまりにも良く期待したのにそこまでだった。
妻が死んで10年なので娘レベッカの年齢から亡き妻との子であるはずなのに、あれあれ?なのに現妻は、あれあれ?みたいな設定のおかしさがあちこちにある。
かと言って途中離脱せずにラストまで観ていられたのは、ジェイクの死を見届けたかったことと、ジェイクの邸宅の立派さ故かも知れない。
ポーカーの蘊蓄や美術品の蘊蓄を述べたかったためだけの作品に終わった。
WOWOWの『ラッセル・クロウ特集』にて鑑賞。