羊の群れは丘を登る

シーヒャ 反抗的な妖精の羊の群れは丘を登るのレビュー・感想・評価

シーヒャ 反抗的な妖精(2021年製作の映画)
3.0
 11歳の控えめで優しき少年アルフレッドは、粗雑で型破りな妖精シーシャと出会う。
 性格正反対な2人が野鳥の不審死から、原因が化学肥料工場にあると突き止めていくストーリー。

 おとぎ話上の精霊的な美しさの小さな妖精とは、打って変わって、髪ボサボサの一見人間と変わらない小さな子どもで、羽根はクリーチャーっぽい生々しい作りをしていた。

 何千年も生きているが、妖精界では子どもなのか、力の手加減ができなかったり、突拍子もない行動をしてしまう。

 この化学肥料をシーシャが飲むと、真面目でイイ子ちゃんに、髪もストレートに。
 自分たちで勝手に良いイメージ、綺麗なモノ、見たいだけのモノを望んでいること。自然の否定をなじっているのかと感じた。