1982年から2022年のラブストーリー、というより、主人公たち4人の人生のストーリー。私にとってほぼ同時代で丸かぶり。
ここまで複雑ではないけれど、その切なさ、哀しさ、恋しさ、怒り、苦しさ、そうした出会いや別れ、親友や最愛の人をもったことのあるひとなら映画が終わった時に共に生きてきたかのような余韻で映画館を出られる。
人生の終わりに観たい映画に加えたい作品、
人生の軽くない道のりをこんな風に振り返ってみよう。
大人を生きていくということは、汚れていったり、堕ちていったりすることなのか。心変わりだったり、二度も棄てられたり、お金の力が夢を果たすことよりも大きくなったり、
恋が結婚や交際期間によって倦怠していったその先に本当の大人になれるのかな。
きっと時間が許してくれる。何が大切かは時と共に変わっていくのだから。そこで初めて「たったひとつの愛」を見出すのかな。
「大きい気持ち」を取り戻せるのかな。
もう名台詞、名シーンがこれでもかというくらいに出てくる。
「心がジジイだぞ」
時にはアホすることも大事だね。
パオロの授業もなかなか正鵠を射ていて、もう少し教えて欲しかったくらい。
人々は父親の賛意を求め、だから独裁者に父親像を求めるとか…
人生生きてきたことの残された傷痕
笑いはそれを乗り越えてきた証。
ジェンマが螺旋階段、時間を駈け上ってパオロに会いにいくシーンが好きすぎる❤️
ブラヴォー❗️
「こころを熱くしてくれるもの」に乾杯だ🍻