このレビューはネタバレを含みます
エンドロール驚異の16分なので実質93分。最後にして最短とは恐れ入る。だけどストーリーがヤバすぎ。脚本に絞ったら☆2.4くらい。最終作なのに93分だけど編集が良かったとも思えない。カーネイジよりは好きかな。
サラッと回収されるラストダンス良かった。
シンビオート軍団との共闘の意外性の盛り上がりや、エディとヴェノムの別れはなんだかんだウルっときたし締め方も存外しっとりで好きだが、???な部分が多すぎる。記憶に残るジャンプの打ち切り漫画を読んだよう。実際打ち切りみたいなもんだけど…。
あと既存キャラの雑すぎる扱いはゴールデンサークルを観てるみたいだった。マリガンとチェンさん以外影も形も出てこなかったの意味わからん。
ヴェノムが一番可愛く思えたが、エディってこんな感じだったっけ?脇役キャラとか、ある意味どんな面白い映画でも役割のためだけに存在すると言えるけど、マーティン一家ほどそれを感じるキャラクターには中々出会えないだろう。
ヌルが人すぎるのも嫌。ゼノファージチャンのシュレッダーみたいな機構は、派手に血飛沫が舞うビジュアル的な意味でも、食うためじゃなく殺戮するための器官という斬新な意味でも良いデザインだと思った。しかしその倒し方には疑問符。溶解液て…。前振りはあるし将軍の掘り下げもあるっちゃあるからストーリーには則っているが、あんな人間vsエイリアンでも出来るような倒し方なんて見たくない。せっかくヴェノム見に来てんのに…。
映像:=====B
脚本:=F
編集:===D
俳優:=====B
人物:======A
音楽:=======S
音響:======A
【MVP】シンビオート