SSUシリーズ最新作であり、ヴェノム3部作の最終章。
今後の展開に大いに関わってきそうな最大の敵、邪神ヌルの登場。
単なる実験体だったシンビオートが寄生し、さまざまな個性を生かしてシンビオート軍としてアッセンブルするクライマックスは最高にアガる!!
ヴェノムシリーズ1作目は愛する彼女のために平凡な暮らしを求めていたエディの甘酸っぱい青春?映画だったのに対して、2作目以降はエディと共に歩むロードムービーへと変わっていくのも楽しいですね。
ただ今作は最終章にしては、地味といいますかメキシコからベガス、そしてNYといつも通りゆるーくヴェノムと珍道中する話なのでアクション少なめ展開少なめの物足りなさはありますね。
まぁヴェノムの可愛さが見れるだけでも楽しいから良いんだけど笑
トム・ハーディのスーツ姿も見れたしニヤニヤしちゃいましたよ。
SSUシリーズとMCUシリーズは完全に違う世界線と公言されてるけど、アメイジングなスパイダーマンでリザードやってた俳優とか、ドクター・ストレンジで闇落ちした黒人俳優が出てたりとか、全然映画の中では関係のない役柄なんだけど、ちょっと世界線繋がってる??とか期待させる仕様なの絶妙すぎるでしょ。ほんと面白いことするわ笑。
さてさて、今更ながら今作です。
公開日に観に行きたかったのですが、観るタイミングを逃しては逃し、こんなに遅れてしまいましたけどちゃんと観ましたよ!
個人的に「エンドゲーム」以降のMCUに全くハマらなくて退屈していたので、今作のスパイダーマンの世界線を中心としたヴィランの物語のSSUシリーズは非常に毎回楽しみだし、ヴィランなのにヴィランなりに世界救っちゃう珍道中が大好きだったんですが、2024年12月10日現在、「SSUシリーズは次のクレイヴンザハンターで一旦終わり!」とアナウンスされてしまいましたね。
これはモービウス、マダムウェブが興行的に失敗し、ヴェノムシリーズも続編が公開されるたびに前作より興行収入が取れなくなってきたのが原因なんだとか。
題材は最高に面白いんだから早いとこスパイダーマンとか出して、脚本練り直したりして盛り上がって欲しかったんだけどなー。
個人的に非常に悲しいですよまじで。
海外批評サイトロッテントマトでボコボコに批判されてた「マダムウェブ」ですら、今後のスパイダーマンを絡む話としてワクワクしていたのに、、、、笑
とりあえず13日から公開のクレイヴンザハンターめっちゃ楽しみにしてるので、ちゃんと見届けてきますよ。そして、早いところSSUシリーズを何らかの形で再開してくれること、邪神ヌルをシンビオート、スパイダーバース集結でアッセンブルしながら倒してくれる世界線を大いに期待して待ちますよ。