退屈な展開、退屈なシーンが多かったなあ…wwまあ…スタローンが退場したらこんなもんかも。
まあ、普通につまらない映画ならあんまり腹も立たないのですが、今回の敵役のカーンの人が「汚い手をモリモリ使うボクサー」として描かれていたのが、イラッとしましたね…もちろん、そういうキャラクターは映画には当たり前に存在するし、魅力的なキャラクターになることもあると思うんですが、今作ではクリードの正当性を引き立てるために付けられた設定のように感じたんですね。まあ、その設定がなくて、純粋にムショ上がりのめちゃめちゃ強いボクサーだったら、クリードの「自分だけとっとと逃げた」という嫌なポイントが浮き立ったと思うので仕方なかったのかなぁ…
致命的なのはボクシングシーンに迫力が無くて、悪い意味のマンガっぽさが全開だったことでしょうか。監督の趣味がマシマシな訳ですが…どうだろうかwチャレンジは良いですが、やっぱり小手先では、日本の突き詰めたアニメのバトル表現には敵わないわけで。ラストパンチとかは迫力もなければカット割りも駄目すぎて、終わったかどうかも分からないくらいのアッサリさw
そもそもクリードがカムバックするのも、現役にやり残した未練がある…とかなら応援したくなるもなるけど、引退後を凄いエンジョイしてたのに、忘れてた昔のツレが悪さしたから嫌々止めるためにやりますか…くらいのテンションなんで、ん〜…どう見たらいいのやら。
まあ、ハッキリ言えるのはこのシリーズの貯金は尽きたなあ…という事でしょうかね。
