死んだコメディアン

忌怪島/きかいじまの死んだコメディアンのネタバレレビュー・内容・結末

忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)
1.9

このレビューはネタバレを含みます

冒頭5分は面白そうでも、何やろ冒頭10分で見る気がそがれる。

舞台とか映像は綺麗なのに、どこか表現が漫画的で、登場人物の行動や発言が全然リアルじゃないので、色々と見てるのが辛くて入り込めない。
全編通して不愉快なシーンを延々と見せられる。
人間の悪意がかなりむき出しな作品。
監督、あなた人があまり好きじゃないでしょ?

普通の日常のシーンはほぼ無いです。

主人公の発言がまずまず痛い。
見ず知らずの人のヘッドセットを外す女学生。
それを注意するどころか無礼な言動をする大人。
着任早々、挨拶ごときでマジキレする上司。
やたらと不愉快な行動をとる子供達。
見ず知らずの人に方向音痴?とか言わんやろうし、そんな奴を好きになる事は絶対ない。
唐突な残虐シーンと伝承の話が出てくるが…
そんならプログラム関係なくない?

映画の半ば迄は、特に何も話は動か無い。
主人公に物語を動かす強い動機がないので、
よくわからないまま話が進んでいく。

突然、命をかけて行動しだす主人公と、
何か知らんけど死んでいく周りの人達。
突然乱入してきたお爺ちゃんにサーバー壊されて
主人公の決死の行動は何やったのん?

外は危ないからお前はここにいろと閉じ込められた部屋が結構な怨霊部屋、もうギャグなのかな…。

今まで海に浸かってたのにマッチ一本でよく燃える鳥居っすね。

最後まで置いてけぼりでした。
景色とか素材はすごく良いのに残念。