都⼼から僅か60km、バスと電⾞で80分、標⾼600メートルの⼭々が連なる⼭間に、東秩⽗村がある。「埼⽟県の消滅可能性都市No.1」に指定されたこの村に、都会暮らしをやめ移り住む若者たちが増え始めた。村出⾝の⻄沙耶⾹さんは、コンビニもないこの村から出たいと⾼校卒業後上京。だが、ふるさとを消滅させたくないと仕事をやめ村に戻ってきた。東京出⾝の⾼野晃⼀さんは、地域起こし協⼒隊に応募して採⽤された元銀⾏員。村の特産品であるノゴンボウに着⽬し村の特産品として開発を進め、地域に溶け込み移住を決意した。他にも和紙職⼈を⽬指す⻘年や芸⼤卒の⼥性、⻤太⿎座の若者たちも、村に住む戦前・戦後を⽣きた先輩たちと交流しながら⽣きる知恵を⾝につけていく。
©2022映画「若者は⼭⾥をめざす」製作委員会