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オットーという男のsanyaaanのレビュー・感想・評価

オットーという男(2022年製作の映画)
4.3
【良い映画はリメイクされても良い映画】613

《感想》
映画〝幸せなひとりぼっち〟のリメイク版
前回はスウェーデンの言葉だったが、今回は英語なので聴きやすい。

偏屈おじさんをトムハンクスが演じるが、さすがトムハンクスで、しっくりとはまり役で
今回も最後に涙をしてしまいました。

つい先日に〝プライベートライアン〟で若いトムハンクスを拝見したが、トムハンクスも67歳。
こんなおじさん役が出来る年齢になったのですね。
素敵な年輪の重ね方をしている感じが好きです。

物語は
妻に先立たれて、生きる力を失ったオットーが自ら命を捨てようと試みるが
隣に引っ越してきた、お節介な隣人に阻まれる。
それが元で、徐々にオットーが心を開いていく。

オリジナルに忠実だが、どちらも良い作品。
英語の分だけ、今回の方が観やすいか。

偏屈なおじさんは口は悪いが、逆に言えば、屈託のない素直な人が多い。トゲがあるが繊細な心を持っているようです。
だからこそ、打ち解けると素晴らしい仲間になりそう。

今回も心を開き始めた後半からがトムハンクスの真骨頂。泣かせて頂きました。
ラストの手紙が良いですね。

《物語》
2022年アメリカ映画。
偏屈で他人を受け入れようとしないオットー。最愛の妻を亡くして絶望してしまった彼は、自殺をしようとします。しかし、隣に引越してきたマリソル一家や、近所の人たちとの交流によって、少しずつ考えを改め直していく様を描いています。
(以上「映画ウォッチ」より)

監督
マーク・フォースター
出演
トム・ハンクス(オットー)
マリアナ・トレビーニョ(マリソル)
マヌエル・ガルシア=ルルフォ(トミー)
レイチェル・ケラー(ソーニャ)
トルーマン・ハンクス(若き日のオットー)

《こんな話》
・幸せなひとりぼっちのリメイク版
・妻に先立たれた偏屈おじさん
・隣人の急接近

《関連する映画》
・幸せなひとりぼっち(この映画の元)
・プーと大人になった僕(監督マーク・フォースター)
・プライベートライアン(トムハンクス)
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