このレビューはネタバレを含みます
オットーは、ルールにも厳しくていつも怒っている頑固なおじさんに見えて、本当は生きる希望や活力をなくしてしまったひと
オットーがまっすぐで優しい人だからこそ、彼の孤独とか抱えているものとかが痛いほどに感じられてとても苦しかった
なのに、とてもあたたかくて、深く考えさせられた作品だった
ユニークなあたたかい家族との出会いによって少しずつオットーが変わっていって、嬉しかった
ご近所のみんながあたたかくて本当によかった
合間に挟まれる回想シーンが幸せであればあるほど苦しくてしんどかった
私は将来孤独で誰にも必要とされないかもってマインドで生きているからどこか自分にも似ている部分がある気がしてずっと苦しかったしずっとボロ泣いた
私もマリソルみたいに誰かの助けになりたいし、誰かの記憶にあるうちにさくっとポップに死にたい