「オットーという男」
最高のじじい(アブエロ)の最高の晩年
Chapter1
“Busy Beaver(ビジー・ビーバー=働き者)”
“ロープ”売り場でちょいトラブル
店員(“ビーバー”)…
人との交流と、美味い飯と、猫がいればそれでいい。
これは、大きなハートを持った頑固ジジイと、厚かましいご近所さんたちが織りなす、不器用で心温まる交流の物語である。
最愛の妻に先立たれ、自ら人生に…
オットーの神経質さと優しさのバランスが面白い。
自分も生きているが、他人も生きている。普段助けないのに、都合よく助けてもらえるわけがない。人と生きる事は相手を許し気遣い想えるかという事なのだと思う。…
芯を曲げない生き様と、外側はガチガチでも内面は柔らかい人柄がよかった。
オットーが自殺しようとする際に思い出されるソーニャとの思い出と、自殺が未遂で終わるたびに深まるマリソルとの関係。
生きていくと…
家族っていいね。人との繋がりっていいね。
ソーニャのところに行こうとしても、誰かに止められる…もっと生きなきゃいけない人って事やな。生きていた事で沢山の人がつながって、救われたもんな。
オットー…
形容しがたい映画だった。なんだろう、映画全体を通して主人公オットーが暖かい人に囲まれていく的な話なんだけど、物語そのものが寂しさとか切なさを常に含んでいるので、両手を上げてハッピーエンドとはいかない…
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