パットン

ゴジラ-1.0のパットンのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

2023/11/5
西宮ガーデンズにて鑑賞。
ゴジラを通した元特攻隊員の生き様、けじめの物語。
終戦まじかの孤島でゼロ戦に不備があると偽って戻ってきた敷島隊員。
(敷島という名前に恥じた行為だけど)
そこにゴジラが上陸して暴れるシーンが冒頭にあるが、戦争中の緊迫感とやや違和感があってちょっと引いてしまう。
そこから帰国していろいろとあるわけだが、山崎監督の全部セリフで言わせるところがちょっとどうかなというところもあるが、全体になかなかよくできているし、彼の生きる事への葛藤もよく描けている。
ヤシオリならぬワダツミ作戦も良かった。
ラストの浜辺さんの首もとのゴジラマークがめちゃくちゃ気になるが、彼女をインベイドされた作品は作ってほしくないな、

追記
ワダツミ作戦現場で、今晩は家に戻って家族と過ごしてくださいと言う吉岡に対して、命を捨てろと言うことか!軍隊と同じか?なんて声が上がるが、それに対して吉岡の説明が、そうじゃありません、と続くが、さっぱり意味不明。
結局のところ国のために戦うと言うことは命を捧げる覚悟が必要、と言う意味では全く同じだと思う。そういった欺瞞がやや違和感を感じるところはなくはない。