YosukeIdo

ゴジラ-1.0のYosukeIdoのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.3
映画ブログ「シネフィル倶楽部」でオススメ記事掲載中!

※ネタバレあり

https://ameblo.jp/cinefil-club/entry-12828034728.html

『ジュブナイル』で山崎貴監督に惚れてから二十数年。
 
山崎監督の作品が良かれ悪しかれ世間的にはどんな評価を受けようと、ずっと追い続けてきました。
 
そして同じく『Good Luck!!』『WATER BOYS』『LORELEI』で作曲家・佐藤直紀さんに惚れてから二十数年。
 
未だに佐藤さんがどの作品の劇伴を手掛けるかを気にする日々。
 
そして、子供の頃一番熱狂していたものは何かと問われれば間違いなく『ゴジラ』と答え、自分の好き嫌いの物差しの根っこに「平成vsシリーズ」が組み込まれてるほど好きな存在。
 
その3つが掛け合わさる日が来るなんて…泣
 
好き×好き×好き=鼻血もん、です。
 
2022年の製作発表から早一年。
 
初日に鑑賞しましたが、上映終了後、拍手が起きました。
 
イベント上映でもない、キャスト登壇などない平場での上映にも関わらずそんな体験ができるのは、映画ファン・ゴジラファン冥利に尽きます。
(これまでの映画ファン人生の中で『インフィニティー・ウォー』『エンドゲーム』『ノー・ウェイ・ホーム』など、コアなファンがついているシリーズ作品のみです)
 
さぁ、ゴジラ祭りのはじまりです。

本作の魅力───まずは「音楽」ね。
 
本作のスコアがねぇ、最高なんす。
 
かの有名なゴジラのテーマについて、公式に世に出てる範囲でいうと今作の音源が新録としてはかーなーり、久しぶりのものですよね。
(『シン・ゴジラ』の際は新録したものの劇中には採用せず、伊福部昭先生の音源をクリーニングしてそのまま使用してるので)
 
現代の最高の音響や設備、演奏やサウンドメイクにより蘇ったゴジラのテーマは泣けるほど素晴らしい。
 
もちろんそこは素晴らしいのは聴くまでもなく分かりますが、さらに今回は佐藤直紀さんのオリジナルスコア───『ゴジラ-1.0』という映画に一番合うように創られたサウンドが格好いいんです…!
 
あとは、とにかく「音」だと思います!
 
まずは「ゴジラの歩行と咆哮」、シンプルだけどこれらの「音響」が素晴らしい!ここに惚れました!
 
ゴジラなど怪獣の迫力を感じる上で、そのふたつって基本中の基本かもなのですが、ここまでフォーカスをあてて魅力を爆発させた作品って国産ゴジラにおいては意外と少ないです。
 
本作の企画の核には「体感すること」があるようですが、映像的なゴジラの演出にこの上ないほど表れていますが、何よりそのずっしりと重さを感じる歩行の映像と音、そして観るものを圧倒する咆哮に一番表れていると感じました。
 
鑑賞から数日経って、何度もフラッシュバックというか脳裏によぎったシーン───つまり余韻として残ってるポイントでした。

映画鑑賞後、ひたすら色々な記事やインタビューや動画など読み漁ってますが、その中でこのゴジラの咆哮をどう収録したか?というのが好きな製作エピソードのひとつです。
 
その製作方法というのが…

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