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ゴジラ-1.0のktyのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.9
『シン・ゴジラ』の延長線上にある何かを描写した作品。別名『三丁目のゴジラ』。

それは「利他」の精神。だから心を揺さぶる。

エンドクレジットは、『鉄コン筋クリート』のマイケル・アリアス監督を除いて全部日本人。
建物も駆逐艦も衣装もVFXも制作陣の集中度を感じた。とにかく細部まで丁寧な焼け野原の住宅、街の再現度、ゴジラの完成度、それに答える役者と逃げ惑うエキストラの熱演。橋爪功さんの束の間のエキストラ出演も熱い。

映画って凄い。

今度はマイナス40で戦国時代関ヶ原で戦国武将と戦い、最後に大魔神と戦うゴジラを観たい。『火ノ鳥』化するゴジラ。鑑賞前の『クビ』の予告編に感化されたかも?

一点だけ残念だったのは、「この国」という台詞。なぜ日本にしなかった?
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