ゴジラ-1.0のネモタスのネタバレレビュー・内容・結末

浜辺美波が吹き飛ばされ、とうとう生きる希望も意味もなくした神木くん、ずっと死んだ魚の目というか、黒目が真っ黒で光がなかったのに、
博士に「実はゴジラと戦う組織が……」って話されたとき、目に光が入るあのシーンがすごかった。
演出なのか顔の向きを変えたときにたまたま入った光なのかはわからないが、生きるための光を得たようなシーンになっていてゾワッとした。

その他、戦争批判に込められた「飛行機の最低限の安全装置さえないまま……」のセリフが結末に繋がる脚本のうまさも、ゴジラが発光することで、深海の暗闇に引きずり込んでも生死が視覚的にわかる（光ってたら元気）あたりの作りとか、すごくよかった。