くつ擦れ

ゴジラ-1.0のくつ擦れのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

大迫力でした。個人的にとてもわかりやすくまとまってて映画としてすごく面白かったです。

戦争を終わらせることは、決して戦争を忘れると言うこととは違うよな、と改めて思わせてくれる映画でした。
ゴジラも居ました。

色々思ったんですが、時代として戦時から戦後の流れを観ながら
昨今、戦時を体験した人が居なくなることで映画や他媒体でも当時の描写が難しくなってきている、
と聞いたことを思い出しました。

メモ
・ごめんなさい正直敷島の顔が良すぎて最初の方入ってこなさすぎた。顔でやって行けるぜ。
・味方に①頼りになる兄貴分リーダー②教授等頭脳派ボサメガネがいる時は基本勝ち確
・散々日本政府ディスってから、この国に任せておけないからこそ我々がやる!の流れ、アツい。
・戦争に行ったことがないのは幸せな事だ、という言葉が凄く染みた。本当に。だからこそ活かしていかねば。
・戦争は終わっていないんです、の言葉が本当に重い。戦争が原因で寝れなくなっておかしくなって、ってのは置いておいてあくまで原因が戦争って言う言葉に置き換えられるのが重い。
・ゴジラ〜ごめん〜胸筋が立派すぎていかがわしい気分になった。なぜ。疲れている。
・途中でうっすら出た、別個体のゴジラ、、の発言が怖すぎないか?
・役に立てなかったからなぁ!国のために今度こそ役に立つぞ!で目を伏せたり複雑な顔する表現良かった。そうだよな、そう思っていい未来に来れた人達なんだよな。
・悪夢で飛び起きたり混乱したり、絶望して嘆いてる敷島の演技、良すぎた。
・それにしても敷島かっこよすぎやろ
・敷島がゴジラ特攻の直前に写真を挟むところが本当にきつかった。誰も死ぬべきでないのに、、死ぬために生きることなんてなかったはずなのに、、何も知らないこの身分でも、想像でつらかった。
・脱出装置。立花さんも本当は、そんな飛行機が作りたったのかもしれないと思うとしんどかったです。

戦争を経験したという事実が、そして当時の「国のために命を捨てる」ことに首を傾げられる今であることが、当時と絶対的に違うことのはずだから、この先の未来でもしまた命の使い方を問うことになった時には、少しでも向き合い方を変えられるようにしなければならない、と思いました。
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