このレビューはネタバレを含みます
ふっ、深い〜
という浅すぎる感想しかで出てこないくらい、良かったです。
何を、誰を主語にするのか、
が問われてる映画だったなと。
構成として、親、先生、子供、のそれぞれの視点の変わりようで揺さぶられる情緒。
結果として全員が全員自分の気持ちにいつわりなく動いていて、個人的には救われました。
それにしても学校は本当に責任が重い場所だなぁとしみじみ。辛かった。全員間違ってない、、、気がする。
上記で親、先生、子供、…とか言ってますけどそんな広い曖昧なもので括っては行けないなと…個人個人。
なんというか、
星川と麦野の世界だったんだなって。
子供の世界は大人は知らないーとか言っちゃダメだろうなと思いました。これは彼らだけの世界だった、、、
無粋ですがあまりにも顔が良すぎる2人だった。てか演技が上手い本当に。
特に序盤のお母さんの、担任ガルバ通い説聞いた時の「寂しいのかな」がありがち解答ど真ん中でビビりました。
そして子役さんたちの動きが自然すぎてこっちが怖くなってた。
小学校として正解。同級生たちの煽りが違和感ない。
特に何に着けても〜星人化させるところが…空気読めない星人、とか。
絶対ドゥクシもある。
メガネボーイの「やっちゃってください!」がさすが。
麦野くんの隣の席の女の子が気になってた。何読んどる…関係性察してそう。
星川と麦野の庭についてなんすけど、
とりあえず銀河鉄道の夜みが凄かった。
片方だけ居なくなるとか本当にやめてくれの気持ちだった。よかった、、、、のか?
個人的性癖は髪の毛触るところ…あれは触られて嫌だったからなのか、触られて嫌じゃなかった自分が嫌で…?
怪物誰だゲーム(?)の、
ナマケモノ、のくだりが刺さった。
おいおいおいおい死ぬかと思ったぜ
いやーーー線路が途中で出てきて、行き止まりだよって言った所で「行けるようになるんやろか、彼らは…その向こうへ…」ってぼんやり思ってたところに。
行けたんだね…一緒に…
時間軸の把握が難しいし、再視聴推奨なのはたしかに。すごく良い映画でした。
めも
特定の誰かしか手に入れられないようなものは幸せとは言わない。
ほんとうのさいわいとは?