三太郎

ゴジラ-1.0の三太郎のレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.9
アカデミー賞受賞おめでとう!!!!
書くのが遅くなった。
本当は年末に見てた。

前作シンゴジラもそうだけど、今作もCGを生かした映像で面白かった。
圧倒的なゴジラとの距離感、そしてその大きさ凶暴さは映画館のスクリーンで体感してこその迫力があった。

冒頭の島で出て来た小柄なゴジラ。サイズが小さいだけに顔も地上に近くて初っ端から山﨑監督が言ってたゴジラとの近さを感じることとなった。
ただひたすらに暴れ回るその姿は恐怖の象徴だった。

主演の神木君は本当にいい演技をするなー。終戦直後で戦争の悲惨さがスクリーンに映し出され敷島の心にも戦争の爪痕が残ってるから、その自分の気持ちに向き合っていく描写が描かれててよかった。
人間ドラマはいらないって人の意見も見たけど個人的には作品に深みを増すためにあってよかったと思う。
というかむしろ終戦直後だからそっちの方が自然というか、あの時は誰もが戦争についてそれぞれの思いがあっただろうからそれぞれのその思いが作品に上手く表されてて絡み合ってた。

今作のゴジラの熱線はこれまでのゴジラの熱線の中で1番好きな表現だったな。
2作目あるかな。
三太郎

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