しゅんすけ

ゴジラ-1.0のしゅんすけのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

さまざまな大人を巻き込んでの小学生が思い描くゴジラ映画を見させられた感じで、全然好みじゃなかった。

CGは昔に比べれば、相当レベルアップしたとは思うけど、日本アカデミー賞の脚本賞がこれ?って感じの浅さに引いちゃいました

銀座で、人々が逃げ惑うシーンは、100歩譲って、しょうがないにしても、
相模湾付近の田舎に来た時に、なんで人々逃げ惑うの遅れて、潰されなきゃいけないのか

1500mの海の深さがあるはずなのに、ゴジラ、立ち泳ぎしてんの?

とか、ツッコミどころ満載だし
佐々木蔵之介という名俳優使って、何寒いセリフ言わせてんのとか、興醒めするところがすごくて、それでいて、日本アカデミー賞の作品賞まで受賞しちゃうとか、どうなっちゃってんの。と思っちゃう感じ。

すごかったと言えば、安藤サクラの初登場のシーン。あの鬼気迫る表情がいちばんの収穫って感じで、そりゃ助演女優賞も納得です

ラストの浜辺美波の黒い血管浮かび上がるところとか、え?これまだ続けるの?って感じだけど、
できれば、ゴジラという人災というか天災というか、そういうものに向き合う人々の人間ドラマが見たいかなー

アクション映画なら、アクション映画としてのテイストをなして、宣伝して欲しいところ