しゅんすけ

バービーのしゅんすけのネタバレレビュー・内容・結末

バービー(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

話題になっていたのでNetflixで配信されていることに気づいて、速攻鑑賞。

POPな雰囲気の中にもしっかりと、重厚なテーマを盛り込んでるのは、僕でさえわかった

あまりに外枠がPOPなので、コミカルな場面にばかり引っ張られがちだが、実際は、ところとごろ、思い返すと、ん?という場面があるのも、問題提起として秀逸だと思った

一番最後の、自分たちも権力を持ちたいという男に、女性の大統領バービーが放つ言葉とか
へんてこバービーがゴミ大臣に認定されるとか

かなり現代の風刺を描いた作品だと思った。

ただあまりに抽象的なシーンも多くて、今何を見させられてるんだろう
どういう意味だったんだろう
と思ってしまったシーンがそれなりにあったのも事実

鑑賞した人同士で、もうちょっと深掘りしたい映画だった

秘書役だった女性の周りから求められる不条理な女性の実態を表したセリフの的確さ、やはり話題になってるのも納得