MasahiroOogaki

ゴジラ-1.0のMasahiroOogakiのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ゴジラ生誕70周年記念作品。ALWAYS 三丁目の夕日、永遠の0などで有名な山崎貴監督。日本映画として初めてアメリカアカデミー視覚効果賞を受賞する快挙。日本アカデミー賞でも最優秀作品賞ほか8部門受賞。第二次世界大戦中、戦後の日本。戦争によって人も街も失ってマイナスからのスタートというのが題名の意味合い。神木隆之介主演、浜辺美波と夫婦役。山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、 佐々木蔵之介らが共演。戦中に一度小笠原諸島にゴジラが現れる。その時はまだ小さかったが、ビキニ環礁の核実験で被爆するが、その影響で巨大化する。その巨大化したゴジラが日本本土に上陸。ロシア当時ソビエトを刺激したくないという理由でアメリカ軍は関与せず、日本人だけでゴジラと戦う。ゴジラの口の中に特攻して倒す。しかし、戦時とは違い、脱出装置があり、パイロットは無事脱出して、パラシュートで生還する。死んだと思っていた妻も生きていた。最後、更にゴジラが蘇る伏線で終わる。アカデミー視覚効果賞へはノミネートすら、東宝の松岡社長に反対されていたが、ノミネート費用がそれほど高額ではなかったため、なんとかノミネート出来たというエピソードもあるぐらいハリウッド映画以外でこの賞を受賞するのは本当に快挙。特にゴジラが海から登場する水しぶきを丁寧にCGで製作した若干25才の中島さんのこだわりとそれを認めた山崎監督の懐の広さが素晴らしい。