七草

ゴジラ-1.0の七草のネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

戦時中、特攻隊員だった敷島は(神木隆之介さん)命欲しさに任務を中止し降り立った守備隊基地(大戸島)でゴジラに遭遇した所から始まる。
最終的に一気に海底へ沈める作戦を仕掛けるも上昇してきたゴジラ。破壊光線の準備をしもうダメだと思い込んだ艦隊の乗組員。
ゴジラ誘導の為特攻機に乗り込み飛んでいた敷島がゴジラの口へ突っ込む。敷島は直前で脱出して無事。弾薬を積んだ機体は爆破しゴジラは体内から光を放ちながらボロボロになり倒したとハッピームードだが、映画の最後には海底に沈んでいく心臓?らしき物が動いていて…end

戦争でのトラウマや命との向き合い(1人逃げて生き残ったこと、大戸島でゴジラを直前に動けずその場にいた人を見殺しにしたこと、自分は生きてはいけないと思うことなど)をゴジラを通して考え克服してく感じだなと。
シンゴジラで凍結に終わった(倒せるとは限らない)あいつが、こんな脆い終わり方なのかと倒した瞬間思ってたけど案の定ゴジラの破片が残って動いてましたね。ですよね。そうでなくちゃ。


ゴジラ良かった話
・ゴジラの変異の原因やっぱり米軍かい
→核実験「クロスロード作戦」で近くにいたゴジラが被曝し細胞が作り変わり巨大化。

・潜水姿って見た事なかったけどかわいいね。

・高雄(重巡洋艦)が到着するけど手も足も出ない、圧倒的強者の感じがいい
洋艦潰して帰る時に、手を最後まで残す感じで潜水してく姿かっこいい…強者って感じ。

・破壊光線出す時に背びれ?が光線の通り道作るためか上に動くカットいい。そんで口から出す時にスイッチみたくグッと押し込まれて光線発射するのかっこいい。自分が見たゴジラはこう光って攻撃準備してまっせって感じだったけど、近くで見た時の体の仕組みが分かる感じ良き

・相変わらず、手羽先みたいな手してんな


本編の話
・典子さん(浜辺美波さん)ゴジラに襲撃された時に電車乗ってて、その電車をゴジラが咥えて電車が縦になって落ちそうな所を手すりにぶら下がりながら耐えるシーンがあまりにもアメコミ感あってちょっと笑った
最後典子さんは生きてたけど、正直あの破壊光線の余波で飛ばされた典子さん絶対死ぬでしょって思うのでンン〜と悶々してる。

・人間が踏まれてプチャアってみずみずしい果物潰したような音すごい…ゴジラの前では人間モロい…
・エキストラで出た橋爪功さん。流石にオーラ違いすぎ…

恥ずかしながら、歴史に無知なので途中調べながら見ました。こういう作品から歴史に触れると、歴史学ぶの楽しく感じるよね。
あの時ゴジラ巨大化したやつだ!とかこの状況のせいで助けてくれなかったんだよな!とか思いながら学べる。


人間には敵だからって退治する話をよく観るけど、そりゃ自分の命かかってるから退治するわなと思う反面人間何様?とも思うよね。お前らそんなに偉いのか?って。
自分の中のゴジラ愛護と被害うけた人間がぶつかって討論してるう🙄
七草

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