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ゴジラ-1.0の0814のネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

山崎貴作品をそこまで見ていないのですが、テレビでチラッとやってる作品を見ると、ちょっとダサくないかって思う瞬間が多々あった印象があり、ある種の偏見を持って、今回は鑑賞。素人意見だけど、まあ、演出はうまくないと思う。漫画みたいな誇張した表現のせいで、内面を感じる間を見ることができないし、台詞の言い方や、時々普通に歩く青木さんも気になるし。

だけど、戦争の体験(原爆?)という恐怖からゴジラという恐怖の出現。もはや、擦り切ったゴジラ物語で、時代設定を大きく変えたのは効果的だと思った。この時代に、怪獣映画を描こうなんて、普通の神経してたら避けるだろうし。戦争の後遺症を持った男性が、自身で戦争というトラウマを克服するためにゴジラに牙を向け、好きな人とハッピーエンドっていう分かりやすい商業映画の題材としても見やすい。

最後に、演出全般(ルック、ゴジラの造形、音楽、演技、衣装)など全く好きなとこはないけど、初めて山崎作品で最後まで観れた!
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