とりあえず、これをワンカットで撮るのは正気の沙汰じゃない。
そして正直、むっちゃ面白かった。
白人至上主義者の映画と聞いてたから面白くはない社会派映画なんだろうなと思っていましたが、正直物語の大半はヘイトクライム関係ない。
とりあえず5人の白人至上主義者が集まり思想の暴露シーン。最初は興味深く聞いていたが、段々と飽きてきた。辺りで物語が進み始める。
あんまり内容を明かしてしまうと白けてしまう類いの映画なので詳しいことは言いませんが、とりあえずジャンルとしてはパニックサスペンス?に当たるのかな?
5人が一線を超えて犯罪に当たる行為をしてしまい右往左往する映画。そのパニックの緊張感を楽しむ感じ。
皆当然一般社会で普通に生きてる訳で、それがこの事件で捕まると全て崩壊してしまう訳で、それがよりパニックの速度を上げていく。
いやあ物語の構成も綿密だし、何よりワンカットね。こんな起伏の激しい映画ワンカットで撮れるんだと本当に驚いた。何度リハしたんだろ…
フィルマの平均スコアが低めなのにも驚いた。俺がおかしいのかなあ。まあ、気分の良い映画ではないけれども。