このレビューはネタバレを含みます
小さい航空会社は、なんでもこなせる元軍人を機長に雇うこと。
古くても頑丈な機体を使うこと。
移動前はスマートフォンの充電を満タンにしておくこと。
乗務員の指示には必ず従うこと。
ウィットを忘れないこと。
常に体を鍛えておくこと。
車の運転他様々なスキルを身につけておくこと。
一つ一つ着実に進めること。
家族を大切にすること。
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序盤、副操縦士との会話で。自分と家族の話のシーン。機長がスコットランド出身と話し始め、ジェラード(ジェラルド)・バトラー本人の来歴を思い起こした。
吹替版よりも本人たちの台詞が聞こえる字幕版の方が、より楽しめる様に思う作品。
旅客機を何とか不時着させるだけでも凄いのに、その飛行機を修理してまた飛び立つって、ドリームワークスのマダガスカルかよ!?とツッコんでしまった。
安易に、やっぱ軍歴あるキャラクターはスゲーじゃなくて、何としてでも家族の元に帰るという意思、職業意識にフォーカスしているのが良い。
犠牲になった乗客ももっと取り上げてあげて?と思うも、作品のバランス取りにはこれくらいが良いのだろうか。
ゲリラたちのAK(アサルトライフル)やRPG-7(ランチャー)に対戦車ライフルで応戦したり、故障旅客機vsRPG-7などなど。トラブルに継ぐトラブルでトラブルの詰め合わせ全部入りかと思われる欲張りアクション映画の様相だが、マニアックにならない程度に程よくまとめられているのではと思う。
ジェラード・バトラー出演作の中でも、繰り返し観たくなる。