名探偵コナン　黒鉄の魚影（サブマリン）の風の旅人のレビュー・感想・評価

「見た目は子供、頭脳は大人」という設定は、かつて子供だった大人から現在の子供までファンを増やし続けられる優れた戦略である。
「コナン」の連載が始まったとき、僕は小学生だった。
当時、青山剛昌の前作『YAIBA』にハマっていたので、その流れで読み始めた。
あれから29年、未だに続いているのだから恐れ入る。
本作は灰原哀に焦点が当たり、黒の組織に正体がバレるというスリリングな展開。
途中までは面白かったのだが、物語の収束のさせ方は噴飯ものである。

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