“怪物だーれだ“なんて言われたら、
“怪物“を探してしまいがちだけど、
その視点こそが先入観であることに気付かされる…
誰が犯人とかそういうことではないのだろうなきっと。
(最初からそんな予想はしていたけれども…)
それぞれの反応、感情、情勢、とにかくリアル。
それを引き立てるセット、小道具、持ち物、
(学校の机の中のあの青いケース使ってたなとか)
物語、演技、その世界観全てに引き込まれた…
自転車で走ったり駆け抜けたりするシーンでは、
80sジュブナイルっぽい雰囲気も感じつつ、
森の中に入ることで自分たちの秘密の空間として、
また一つレイヤーができているのが面白かった。
いろんな瞬間に“内と外“を感じられた。
個人的には『偽りなき者』を見た後の
感覚と少し似てる『羅生門』要素も少し感じたり…
楽器はすごい鳥肌立ったな…
じわじわと余韻が残る…