最初と最後にマグリットの『不許複製』
ここに出てくる全ての人を物語っていてる…
(鏡っぽいのにそこに映るのは反射ではなく、
顔の見えない男。それを見ている顔の見えない男)
予測不能な展開。最後まで気になった。
残った手形がじんわり消えていくシーン、
消えたテレビ画面に映った自分の姿、
柄本明の語り、度々ゾワっとする演出があった。
ミステリーっぽい雰囲気だけど、
しっかりヒューマンドラマ。
それぞれの立場に寄り添ってみれる、
考え深い作品だった。
(映像だからより分かりやすかったのかな
これをどう小説で表現してるのか気になる)