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ある男のcharoのレビュー・感想・評価

ある男(2022年製作の映画)
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最初と最後にマグリットの『不許複製』
ここに出てくる全ての人を物語っていてる…


(鏡っぽいのにそこに映るのは反射ではなく、
顔の見えない男。それを見ている顔の見えない男)


予測不能な展開。最後まで気になった。


残った手形がじんわり消えていくシーン、
消えたテレビ画面に映った自分の姿、
柄本明の語り、度々ゾワっとする演出があった。


ミステリーっぽい雰囲気だけど、
しっかりヒューマンドラマ。
それぞれの立場に寄り添ってみれる、
考え深い作品だった。



(映像だからより分かりやすかったのかな
これをどう小説で表現してるのか気になる)
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